●十島村のトカラ皆既日食情報
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●皆既日食について知りたい方
日食には、いろいろな種類がありますが、太陽を全部かくして、真昼を夜のようにしてしまう皆既日食は、その神秘性から多くの天文ファンを魅了しています。
肉眼でも太陽から吹き出すコロナが観測でき、とても神秘的で、天体ショーとしては、ピカ一です。
ほぼ毎年のように世界中のどこかで観測できますが、日本で「トカラ列島皆既日食」のような規模の皆既日食は、数百年に一度あるかないかのたいへん珍しいことです。
●トカラ列島の皆既日食の経過
食の初め：午前９時３５分／太陽高度：５０度
中心食：午前１０時５６分／最大食分１．０８／太陽高度：６７度
食の終わり：午後０時２０分／太陽高度：８０度
トカラ列島皆既日食の時、日本本土や沖縄では太陽の一部が隠れる部分日食を見ることができます。東京では７５％、大阪でも８２％も太陽が欠けて、真夏でもちょっと涼しさが感じられるくらいになると予想されます。
悪石島の少し北側を中心にして、北緯２９度から３０度線（口之島）の間が、
継続時間６分を超える皆既帯になります
●トカラ列島皆既日食の中心帯域
●トカラ列島皆既日食
２００９年７月２２日、トカラ列島では、皆既日食を見ることができます。
北は口之島から南は宝島までトカラ列島全島が皆既帯にあたり、その中でも悪石島は、皆既の継続時間が６分３０秒にも及びます。
２１世紀最大級の「トカラ列島皆既日食」で、皆既継続時間が５分を超えるところは日本国内では、トカラ列島と小笠原諸島だけで、さらに有人島になるとトカラ列島各島だけです。
「トカラ列島皆既日食」までは、まだまだ時間がありますが、口之島をはじめ、トカラ列島の各島は、光害がなく、天体観測に適したところもたくさんあります
21世紀最大級の皆既日食が見られるトカラ列島。
ダイヤモンドリングも期待できます。
